USA
- KENTUCKY
22/Dec/2004-
05/Jan/2005


大雪のデトロイト、エミネムの町


乗り継ぎのデトロイトで次の飛行機の出発を待っていた。ゲートを確認しに行くと、私達の飛行機の名前の横にCancelledの文字が。。
クリスマス前のこの時期、デトロイトをはじめアメリカ北東部では記録を更新するほどの大雪にみまわれていて、
ほとんどの飛行機がキャンセルとなっていた。とりあえずノースウエストから紹介してもらったホテルへ向かう。
とは言っても、スーツケースは預けたままで、受け取ることはできず手荷物ひとつで一日を過ごすことになった。

次の日、朝のフライトに変更してもらっていたので、再度航空会社に確認してみると、またもやキャンセルになったということで
これまた仕方なくホテルで一日を過ごす。今までいろんなことろを旅してきたけど、二日遅れたのは初めてだった。
二日間、着替えも化粧品もないのはとてもツライ。。でもテレビとゲームボーイがあったので時間はつぶせたけどね。

ところで、デトロイトといえばエミネム主演の映画で知られる8Mileがあるところ。
8マイルという映画名はデトロイトに実在する"8マイル・ロード"という、ストリート名に由来する。
8マイルから南側に位置するデトロイトは、住民の大半を黒人が占める町。
一方、北側に位置するウォレンは、住民の大半を白人が占める町。
つまり、8マイルはデトロイト市の北側の境界線であると同時に、人種を分断するラインでもあると言われている。

外に出ることは出来なかったので、実際に行ったわけではないけれど、映画やテレビで取り上げられたことろにいるという感覚は
ひとつの旅の楽しみ方でもある。 その地域の人々の生き方や考え方に時下に触れることで理解が深まることもある。
この楽しみがあるから旅はやめられないのです。

 

クリスマスinケンタッキー、エリザベスタウン


クリスマスイブにケンタッキーに到着、なんとかクリスマスには間に合った。
空港に着くと、迷子になったスーツケースが横のほうに山積みになっていた。
幸い私達の荷物はBaggage Claimから流れてきたので、無事に受け取る事ができた。不幸中の幸い。

空港のあるルイビルから彼の実家のあるエリザベスタウンへ向かう。
また映画の話になるけど、 2005年夏頃にこのエリザベスタウンを舞台とした、オーランドブルーム主演の映画が公開になるらしい。
とても小さな町で自然も多く、素敵なところで今から公開がとても楽しみ。

家に着くと暖炉の上に私のサンタ用靴下が飾ってあった。
家族の人のやさしさがとても嬉しかった。

次の日のクリスマスには、ツリーの下に大量に置いてあるプレゼントを仕分け、みんなでプレゼントを開けた。
ひとりひとつではないのがこちらのクリスマスプレゼントの素敵なところ。私は彼の両親から数え切れないほどのプレゼントをもらった。
そのうちのいくつかはFROMグリンチとかFROMサンタ、FROMエンジェル(犬)などで楽しかった。

エンジェルというのは、彼のうちで飼われているシベリアンハスキー。犬好きな私はすぐに彼女と仲良くなり、いつも一緒にいた。
大きい犬ってちょっと恐いかなと思っていたけど、とてもおとなしくていい子でかわいかった。
外に出るとそり犬本領発揮、走る走る!追いつけず。。

海外のクリスマスは家族と過ごすもの、日本のは恋人や友達と、とはよく聞く話だけど、個人的には少し感覚が違うだけだと思う。
日本の正月がこちらのクリスマスにあたり、日本のクリスマスがこちらのお正月にあたるだけのような感じがする。
外国人の友達は以前、クリスマスに仕事をするだなんて考えられない、と言った。でも正月に働くことに関しては別に何とも思わないらしく、
日本の会社には正月休みがあるなんてラッキーだねと言った。

実際、こちらでもクリスマスイブには店は早くに閉まり、クリスマス当日は休みというところが多く、反対に正月に関しては通常営業している
会社や商店が非常に多かったように思う。
宗教や文化的背景が違うんだから、ことの重点の置き方が違うのも当たり前で、どっちのほうがいいというわけでもない。
それぞれ素敵で楽しいんだからそれでいいんじゃないかなーと思う。


ケンタッキーダービーとルイビルスラッガー


日本ではあまり知られていない?けど、ケンタッキーといえばケンタッキーダービーというくらいとても大きな祭典がある。
毎年5月の第一週の土曜に開催される米国競馬の祭典で、ルイビル郊外のチャーチルダウンズ競馬場で行われる。
アメリカの競馬のイメージは日本のギャンブルのイメージとは違い、特にケンタッキーダービーなどの大きなレースに至っては
町をあげての大イベントが一週間以上も続く。アメリカの著名人も多く集まり、the greatest two minutes of sports として
約2分の観戦チケットはプレミアものとしてものすごい値が付くらしい。

今回は競馬場に隣接する博物館に行ってきた。ダービーの雰囲気も楽しめてなかなか楽しかった。

 

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続いて行ってきたのがルイビルスラッガーの工場。野球好きな人は知ってるかと思うけど、
メジャーリーガーが多く愛用している野球バットのメーカー。製造過程を見学できたり、博物館では野球の歴史を学べたり
キャッチャーの気持ちを体感できるピッチコーナーもあって楽しめた。
博物館の外には巨大なバットが。迷うことなくたどり着けるはず。。。

 

マンモスケイブ国立公園


ケンタッキー州は東西で1時間の時差があり、職場と家がそれにまたがっているときや
友達と待ち合わせするときは時間に注意しないと大変なことになる。なので、こちらでは必ずイースタンタイムなのか
ウエスタンタイムなのか確認する事が日常茶飯事となっている。

世界最長とも言われる洞窟がある国立公園であるマンモスケイブ国立公園は、私達がいたエリザベスタウンと1時間の時差があったので
ツアーの出発時間もうまいこと間に合ってちょうどよかった。
ツアーには、1時間ちょっとで終えられるのものから、6時間以上かかるヘルメットやライトをつける完全装備のものまで様々。
私達は2時間程度で行けるフローズンナイアガラツアーに参加した。

洞窟をどんどん下へ降りていき、結構狭いところもよいしょとくぐって進んだ。おでぶちゃんは恐らく通れないと思う。
途中数回に渡り、レンジャーの人から説明を受けた。一度その人が明かりを全部消してくれた。
するとそこは本当に暗黒の世界で、目の前で手を振ってみても何も見えなかった。


ケンタッキーの人々


彼らは本当にケンタッキーが大好きで、町ではよく「KENTUCKY」と描かれたトレーナーやシャツを着ている人を見かけた。
大都市のように他の地域や国から移り住んでくる人が非常に少なく、ましてや日本人に会うことはまずなかった。

地元の大学のバスケットチームはかなり人気があり、ケンタッキーワイルドキャッツ(University of Kentucky)はとても有名だった。
(ちなみに私もワイルドキャッツのトレーナなどプレゼントでもらった。)
ご存知の通り、 バスケはとてもプピュラーなスポーツで、私が滞在中もコミュニティーセンターに集まって3on3をしていた。
とはいっても私は見ていただけだけど。あんな大きな人たちと一緒にバスケなんてしたらふっとばされる。。
周りのコートには小学生から高校生、社会人など色んな人たちがバスケを楽しんでいて、
こういう環境がどこにでもあるのっていいなぁと思った。

あと、ケンタッキーフライドチキンよりはタコベル(メキシカンのファーストフード)が人気があった。
日本にはないらしく、(昔は展開していたらしいけど)あんなに安くておいしいのが楽しめないなんてちょと悔しい。
日本ってあんまりメキシコ料理がポピュラーじゃないのかなぁ。おいしいのに。。

そんなこんなで約二週間、素敵な家族と楽しい友達に囲まれて過ごし、いい体験をたくさんした。
次は暖かくて緑のきれいな季節にもう一度訪れたいと思う。

 

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